
Kahoot! というサービスを知っていますか。
今さら?という方も多いのではないでしょうか。
今回、あえて紹介するのは、GIGAスクール構想のおかげで、一人一台やBYOD(Bring Your Own Device)の環境ができつつある今の日本の教育環境にぴったりだと思うからです。
今回はKahoot!とその使い方について、徹底解説します!
簡単にGIGAの端末を活用したいという方におすすめです!
Kahoot!の魅力|GIGAスクール時代にぴったり
Kahoot!とは生徒の端末を使って早押しクイズが簡単にできるサービスです。解答の速さと正確さで競うことができます。
Kahoot!には次のような利点があります。
- アプリをインストールしなくても使える
- 操作が簡単
- 生徒全員の正答率(理解度)を把握することができる
- BGMで盛り上げてくれる
GIGAの端末は制限がかかっていることが多いので、アプリをインストールする必要がないのはほんとありがたいです
実際に私もリーディングを指導するときに、True or False, Q&Aで生徒の理解を測る際に使っています。
操作で迷う生徒はほとんどいないぐらいわかりやすいので助かります。
Kahoot!の使い方①|問題を作る
アカウントの作成
Kahoot!では、問題を作る教員のみアカウントが必要となります。

Kahoot! HPの「Sign up」ボタンからアカウントを作成しましょう。

アカウントの種類はもちろん「教師」を選択

Googleアカウントでアカウントを作成することも可能です。
問題の作成
作ったアカウントでログインをすると課金するかどうかを選ぶ画面が出てくることがありますが、Free(無料)のBasicで十分です。焦らず「Continue for free」(無料で続ける)をクリックしてください。

この画面が自分のアカウントのトップページになります。右上の「Create」ボタンをクリックし、New Kahoot! の「Create」を押しましょう。

テンプレートから作成することもできるようですが、あまりここから作成することないです。とりあえずはスルーしておいてください。

Createを押すと、このような問題作成画面になります。
パワーポイントみたいですよね。
問題作成の流れは次の通り。
- 問題文を一番上に入れる
- Question typeで問題の種類を選ぶ
- 選択肢を入力する
- 答えの選択肢にチェックを入れる
- Add Questionで次の問題を入力
無料版では次の2種類の問題の形式(Question type)を選ぶことが可能です。
- Quiz→4択問題
- TF→正誤問題
問題作成が終われば右上「Done」を押して画面を閉じましょう。
Kahoot!の使い方②|授業で使う
それでは先ほど作成した問題を実際に授業で生徒と一緒に使っていきましょう。

まずは「Library」へ移動します。
ライブラリーには今までに作った問題が表示されるので、使いたいクイズを選び、「Play」を押してゲームを開始します。

この画面ではゲームの設定を行います。
40人いる教室では選択肢の文字が読みにくいことがあるので「一般」設定の「プレイヤーのデバイスに問題と答えを表示する」を「オン」にしておくのをおすすめします。
設定ができたらいよいよスタートです。
一人一台端末があれば「クラシック」(Classic)
チームで複数台共有するのであれば「チームモード」(Team)
を選択することでゲームがスタートします。

ゲームPINが表示されるので、生徒にブラウザで「Kahoot」と検索してもらって、
一番上に出てくる「Play Kahoot」のページでPINを入力してもらいます。
PINを入力すると次のような画面へ移動します。

ニックネームを記入して「OK, 次へ!」をクリックするとゲームに参加できます。
生徒がゲームに参加すると、教師用画面にも参加している生徒のニックネームが表示されるので、一通りそろったら「スタート」を押すと問題が始まります。
まとめ|Kahoot!は簡単に授業で使えて楽しい!
以上、Kahootの使い方を説明しましたが、Kahootは一度使ったら使い方を覚えられるぐらい簡単に作成・実施できるようになっています。
解答の正確さ・速さによってスコアが割り当てられ、一問一問解くたびにランキングが表示されるので盛り上がること間違いなしです。
「競争」には賛否があると思いますが、生徒の学習へのモチベーションの観点からは基本的にはプラスの効果があると思っています。
ぜひ一度使ってみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。